備忘録

足りないなら足せよ

新作落語「ゼミ怖い」

 

ESを書くのにも飽きたので、たまにはブログ更新。考えれば考えるほど怖いゼミの話。あるいは惚気。まんじゅう怖い。内容は薄い。

 

当ブログでは、ゼミで行っていた取材の話をしてきた。ここに書いてきたいくつかの話でもわかるように、私は基本的にはなにをしても許されるゼミに所属している。ゼミの時間に取材をしているわけではないので、編集できるくらい素材が溜まるまでは基本的に進捗報告をしている。企画プレゼンから始まる進捗報告の時間がとても好きだ。

 

「夏休みの間に沖縄行きます」「昔自分のこといじめてた人に会いに行きます」「タイでバックパッカーの取材します」「地元近くの過疎地域の取材したいんですけどバスが日に一本しかないんですよね〜」エトセトラエトセトラ。バラエティ豊かすぎでは?これが全て許容されてるの少し怖い。誰もなにも止めない。怖くない?ちょっとは止めてほしい。

 

うちのゼミは仲がいい。何かにつけて飲み会をしていたり、会えなくてさみしいと言ってみたり、卒業旅行行こうねと言っていたり、集団としての仲の良さは多分めちゃくちゃに良い。

けれど、多分全員がキープラインのようなものを引いている。ここからは立ち入り禁止と札を立ててる瞬間がある。そして全員がその札をちゃんと了解しているのだと思う。だから、我々は企画についてや、それ以外のその人が考えて決断したことについて干渉しない。

 

冷たいように見えて、ひどく居心地がいいなと思っている。あなたの人生に私は関係ないけど、私もあなたも自分が決めたことで幸せになれるといいね成功するといいね、というスタンス。もちろん助けてと言われたら全力で助けに行く気もあるけど。でも信頼関係として最高だと思うのだ。頼んでもないのに口を出してくる他者よりよっぽど誠実だな、と。だって考えてることを否定しないということは、そこまで信頼度が高いということだ。

 

ただの偶然でなんとなく集まったこの集団の中にいる人たちが、私の全く知らなかった世界や考え方をしていることを「知れて」良かった。所属してきたどの集団の人たちも個性的だけど、やはり少しこの人たちについては知っている一面がとにかく鋭利すぎる。卒論のテーマ発表も相変わらず尖っててちょう面白かった。ゼミというコンテンツという感じだった。

 

早く、またどこかにみんなで遠出したいな。あと私、卒論の時間と必修の授業かぶってるんだけどどうしたらいいかな。